二見からエクシブ鳥羽アネックスに向かう県道750号線をひた走る。海だ海だー!とかこんな何もない場所にも安定のイオン!!!とか言っていると、左前方に小ぎれいに管理された公園が見えてくる。木々の隙間から一瞬チラっと見えた異な物体……その正体は?
こちらの記事のつづき
二見シーパラでのセイウチの襲撃やモグラのショーのインパクトが強すぎて神経が高ぶったのか、夜泣きならぬ「魅惑のミッドナイトおしゃべりタイム」に突入した娘のおかげで睡眠不足なうえ、伊勢神宮の広さにやられてやや攣り気味の足を抱え、微妙なコンディションの2日目。
「かわいいお船で鳥羽湾を周遊し、イルカ島でイルカのショーを観ようよ!」
「船の待ち時間にマリンターミナル近くの公園で娘を遊ばせよう!遊具も充実しているし、動物もいるんだって!しかも入園無料だよ!」
私のファンシーな提案に家族も乗り気だ。しめしめ。いざ、市民の森公園へ
くじゃく!くじゃく!メスも一緒に飼育されているので羽ひろげっぱなし。
図鑑でなじみのあるクジャクを間近で見られて、娘も大興奮のひととき。大量のヤギやニホンザルもいる小動物園スペース。
二見シーパラ同様、小さい子でも楽しめるタイプの公園。お魚の遊具で楽しむ……あれ? なんだあれは……!!!!
芝生の広場や遊歩道もあり、広々としたのどかな公園……の一角に、不穏な空気が立ち込めている……
あぁたまらないな……このテイスト。このクオリティー
腕の部分がすべり台になっているが、あるのは右腕のみ。
今回の目的その①「ガリバーの手のひらの上で踊らされる」
今考えると、どうしてちゃんと手のひらの上で踊っている動画を撮らなかったのか。激しく後悔している。
ロスジェネ世代の私が子どもだったバブル期の日本では、どこかに旅行に行けば必ずと言っていいほどこの「ガリバー」的な顔した遊具に出会った記憶があるし、旅人を楽しませたいというパッションがありあまりすぎてストレンジ方面へ向かってしまった珍妙な観光施設は各所に存在した。
しかし、大人になって周囲を見渡せば、地元の人間が眉を顰める、あるいは鼻で笑うような弱小娯楽施設は続々と閉館。リニューアルしたらしたで、中途半端にあか抜けた何の面白みもない代物に変貌を遂げてしまった。
「とりあえずお金はあるから、よそと違うモノを!みんながびっくりするようなモノを建ててやろうぜ!」感覚で、バブル景気に浮かれた人々によって建てられた施設やオブジェ的なモノは、それから30余年の時が過ぎ、経年劣化や経営不振により、平成日本からは静かに姿を消しつつある。
そんな歴史のもくずをこの目に焼き付けておきたい。娘にも、熱い想いを背負った母の背中を見て、独自のスタイルを貫いて生きてほしい。そんな、そんな
ことは、今ちらっと思いついただけなんですが、なんかいいじゃんね。こういうわけのわからない建築物って。
さらなるバブルの残り香を体感するために、
つぎは観光船「竜宮城」にライドンナウ!!!
【鳥羽】人を不安にする装飾の観光船「竜宮城」でゆるすぎる島「イルカ島」へにつづく……
リゾート感あふれる海沿いの道に突如現れる怪しい人影
こちらの記事のつづき
二見シーパラでのセイウチの襲撃やモグラのショーのインパクトが強すぎて神経が高ぶったのか、夜泣きならぬ「魅惑のミッドナイトおしゃべりタイム」に突入した娘のおかげで睡眠不足なうえ、伊勢神宮の広さにやられてやや攣り気味の足を抱え、微妙なコンディションの2日目。
「かわいいお船で鳥羽湾を周遊し、イルカ島でイルカのショーを観ようよ!」
「船の待ち時間にマリンターミナル近くの公園で娘を遊ばせよう!遊具も充実しているし、動物もいるんだって!しかも入園無料だよ!」
私のファンシーな提案に家族も乗り気だ。しめしめ。いざ、市民の森公園へ
くじゃく!くじゃく!メスも一緒に飼育されているので羽ひろげっぱなし。
図鑑でなじみのあるクジャクを間近で見られて、娘も大興奮のひととき。大量のヤギやニホンザルもいる小動物園スペース。
二見シーパラ同様、小さい子でも楽しめるタイプの公園。お魚の遊具で楽しむ……あれ? なんだあれは……!!!!
芝生の広場や遊歩道もあり、広々としたのどかな公園……の一角に、不穏な空気が立ち込めている……
あぁたまらないな……このテイスト。このクオリティー
腕の部分がすべり台になっているが、あるのは右腕のみ。
今回の目的その①「ガリバーの手のひらの上で踊らされる」
今考えると、どうしてちゃんと手のひらの上で踊っている動画を撮らなかったのか。激しく後悔している。
昭和の残り香は寂れた観光地にあり。
ロスジェネ世代の私が子どもだったバブル期の日本では、どこかに旅行に行けば必ずと言っていいほどこの「ガリバー」的な顔した遊具に出会った記憶があるし、旅人を楽しませたいというパッションがありあまりすぎてストレンジ方面へ向かってしまった珍妙な観光施設は各所に存在した。
しかし、大人になって周囲を見渡せば、地元の人間が眉を顰める、あるいは鼻で笑うような弱小娯楽施設は続々と閉館。リニューアルしたらしたで、中途半端にあか抜けた何の面白みもない代物に変貌を遂げてしまった。
「とりあえずお金はあるから、よそと違うモノを!みんながびっくりするようなモノを建ててやろうぜ!」感覚で、バブル景気に浮かれた人々によって建てられた施設やオブジェ的なモノは、それから30余年の時が過ぎ、経年劣化や経営不振により、平成日本からは静かに姿を消しつつある。
そんな歴史のもくずをこの目に焼き付けておきたい。娘にも、熱い想いを背負った母の背中を見て、独自のスタイルを貫いて生きてほしい。そんな、そんな
ことは、今ちらっと思いついただけなんですが、なんかいいじゃんね。こういうわけのわからない建築物って。
さらなるバブルの残り香を体感するために、
つぎは観光船「竜宮城」にライドンナウ!!!
【鳥羽】人を不安にする装飾の観光船「竜宮城」でゆるすぎる島「イルカ島」へにつづく……