長野県の(珍)パワースポットとして有名な飯田市の「貧乏神神社」
かなり強烈な神社でしたが、茅野市にも分社が存在すると聞きつけ馳せ参じた。

前回のレポートにひき続き、さらなるご利益を求めて

貧乏神出て行けー!!


周辺には良い感じの看板を掲げるお店やめっちゃ斜めな自販機も



「貧乏神神社諏訪分社」は茅野市宮川で営業する丸井伊藤商店の味噌工場の中に超ひっそりとある。

しかし、周囲には看板もノボリもなし。場所を間違えたのかと、販売所を訪ねたもののカギが掛かっていて誰もいない様子。せっかく、このためだけになんにもない茅野まできたのに。おやすみなのか……とあきらめて引き返そうとすると、中からご婦人が声をかけてくださった。

ご婦人「お客さん?」
私「貧乏神神社を見せて頂きたかったのですが、今日はお休みですか?」

ご婦人は「ふふふ」と笑いながら、お昼の休憩時間にもかかわらず工場を案内してくれました。本当にすみません。また反省……

通路には七年に一度開催される諏訪の奇祭「御柱(おんばしら)祭」などの写真展示も。大きな味噌樽もたくさん並んでいて、こういう場所でよく使うのとは意味が違う、本当に物理的な意味で「香ばしい匂い」がして、「ひんやりする場所」だ。

案内してくださった工場のかたは、どちらかというとかなり御柱祭推しというかんじで、とても丁寧に御柱祭の説明をしてくださる。が、どういうわけか貧乏神神社の件については、つねに半笑い……「むしろその件はあまり追求しないで」的な空気が流れ、いろいろ突っ込めない雰囲気。


あ!あのひとだ!

味噌の香りが立ち込める工場を奥へ奥へと進むと……あった!見覚えのある今度はまた違う意味で「香ばしい匂い」の雰囲気。

出ました!貧乏神神社諏訪分社。茅野にあるのに諏訪分社。工場のかたは「ゆっくり見ていってね」とやはり半笑い。こちらは基本、野放し状態。写真撮影もどーぞどーぞとのこと。飯田にある本社とは真逆のほのぼのムードで参拝がはじまる。


前回は冒頭でめっちゃ怒られてしまったので撮影がはばかられた参拝風景も今回はやりたい放題だ。


味噌樽の中にご本尊が! ご神木は既にそーとーボコボコ。


おなじみの豆代100円を奉納して……


貧棒と言う名の棒で3回ご神木を叩きます。


手慣れたものです。ご神木にキック3発。どうしてもついつい半笑い。


貧乏神出て行けー!!!とマメを投げつけ参拝完了。

神社スペース内には、「お別れ地蔵」「お鈿女(おかめ)神社」なるニュータイプキャラも出現。オリジナリティーが加わる。


お別れ地蔵。の横には、なんだろ?どっかで見たことあるような……これジブリ方面のあれ?

この張り紙について聞きたいことがたくさんあったのですが、工場のかたは既に姿を消していた。そもそも、なんとなく聞ける空気でもないし。


鈿女(おかめ)神社は、貧乏神を追っ払った後に参拝するものだそう。おかめのほっぺたをなでなでしてご利益をもらいます。

飯田の貧乏神神社にひたすら漂っていた「件の緊迫感」はないが、諏訪分社もなかなかの珍スポット。味噌屋の工場の奥にひっそりと佇む異世界の趣はイッツ・ア・スモールワールド的。(言い過ぎ)

これから行ってみようという方は、まず諏訪分社で貧乏神神社の雰囲気を確認してから覚悟を決めて、飯田の神社を参拝するのがオススメかも。そして諏訪分社を訪れる際には事前に営業時間のチェックをお忘れなく。

丸井伊藤商店HP

長野県 茅野市宮川4529
有限会社 丸井伊藤商店
0266-72-2272